コーヒーとこの上ない好相性のお菓子「クラフティ」
クラフティ(clafoutis)は、フランス リムーザン地方の家庭で古くから作られている伝統的なデザートです。もともとダークチェリーを使ったこのお菓子は、19世紀にフランス全土に広まりました。名前の由来は、南フランスやイタリアの一部で使われるオック語の「clafotis」です。
クラフティの生地は、卵、砂糖、小麦粉、牛乳で作り、焼きプリンのような食感が特徴です。陶器の型にさくらんぼを並べて生地を流し込み、オーブンで焼き上げます。
リムーザン地方はさくらんぼの名産地であり、正式なクラフティにはこの地方のダークチェリーが使われます。他の果物、例えばりんごや洋梨で作られる場合は「フロニャルド(Flaugnarde)」と呼ばれますが、当店ではすべて「クラフティ」の名で提供しています。現地では、マルシェやレストランで定番のデザートです。
本日 (8/22)と明日(8/23)は、すもものクラフティをご用意しています。すももの季節もあとわずか。もしかしたら、今年最後のすもものクラフティになるかもしれません。フランスらしいお菓子を、フレンチローストのコーヒーと一緒にぜひお楽しみください。