コーヒーノキ1本からとれるコーヒー豆
先日雑貨屋の植物コーナーを見ていると、コーヒーノキを発見しました。そのタグにはブルーマウンテンとの記載があります。ブルーマウンテンはカリブ海にあるジャマイカのコーヒーで、ティピカ品種が多く栽培されている地域です。(品種についてはこちらをご覧ください)
グリーンショップなどでコーヒーノキを販売していることは珍しくなく、アラビカ種とまで記載されていることは多いのですが、品種がティピカと推測できるものは多くありません。
これは買い!と思い迷わず手に入れました。5年後に実を付けたら西小山産のティピカが飲めるかもしれません(笑)
ところで、コーヒーノキ1本から取れる果実は約3kg、それを精製した生豆は約500gと言われています。その生豆を焙煎すると400gのコーヒー豆になります。つまり、1杯に16~20gのコーヒー豆を使うとして、1本の木から淹れられるコーヒーは約25~20杯分です。そう考えると1杯のコーヒーへの向き合い方が変わりそうではないですか?
高品質コーヒーを栽培できるエリアが世界でもごく一部であることを考えると、良いコーヒーがいつも身近にあるということはすばらしいことです。様々な困難と闘いながらコーヒーノキを栽培し、お店まで届けてくれる方々に改めて感謝です!